フェーヴって何?

フェーヴ(フランス語でそら豆の意)とは、フランスの伝統的なお祝い菓子「ガレット・デ・ロワ」のなかに1つだけ入っている2~3cmほどの小さな磁器製の飾りのこと。現在では、世界各国でさまざまなモチーフ・デザインのフェーヴが販売されており、お部屋のインテリアとして楽しんだり、アンティークをコレクションしたりと、可愛い幸運アイテムとしてとても人気があります。
現在、ガレット・デ・ロワに欠かせないフェーヴと王冠を作る会社はフランスに沢山ありますが、今回私たちがご紹介するのは、そのなかでも特に人気があるPRIME社製のものです。

フェーヴのアトリエ

弊社取扱いのフェーヴのアトリエは、パリから電車で2時間半程のFAVERNEYという小さな町にあります。そこはとても長閑で静かな場所。
デザイナーの部屋やアトリエの窓からは、ゆったりとした時間を過ごしている馬たちが見えます。
自然に囲まれた静かな町でフェーヴのデザインや、紙製の王冠のデザイン・ぬき型などの創作は続けられています。
色付けは沢山の筆を使い分けながらの手塗り。だからこそ同じ形の物でも風合いに違いが生まれるのです。人や動物の目がゆがんだりしない精密かつ丁寧な仕上がりに毎回驚いてしまいます。

毎年変わるフェーヴの種類は、数名のデザイナーが2~3年以上前から試行錯誤しながらデザイン案を出し合ったもの。それぞれの微妙な色使いは色見本を使いながら細かく調整していきます。その後、何度も焼き上げテストを繰り返し、縮み具合・色の発色などのチェックを繰り返しながら、最終的な大きさ・色・形を決めます。根気のいる細かい作業の連続です。
翌年1月のガレットに使われる新作コレクションは、お店に並ぶ1月から数えると約10ヶ月前(前年の2~3月頃)にようやくプロトタイプ(見本)が完成します。そこから6月末までの間が受注できる期間。パティスリー(お菓子屋)やブーランジュリ-(パン屋)のシェフたちが、好みのフェーヴを選んで注文します。
受注した分だけを夏の間に一気にアトリエで作るので、7~9月のアトリエはフェーヴ作りで大忙し。10月は出荷準備の期間です。
このようにして出来上がったフランス製のフェーヴが日本のお店に届くのは11月。そして1月のお菓子「ガレット・デ・ロワ」を作るときに使われます。

パリの老舗は毎年オリジナルのフェーヴを作っています。味わいながら毎年のデザインを楽しみに集めてしまいます。素敵なフェーヴが1月のガレット・デ・ロワを一層盛り上げます。


  • PRIME社へ向かう電車の中

  • 車窓の風景

  • 毎年この時期に再会

  • Primeに到着

  • 意見を交わしながら
    デザインが決まっていく

  • フェーヴのデザイナー作業風景

  • 王冠の型

  • フェーヴの型

  • 手作業による型抜き

  • 焼成前のフェーヴ

  • 焼成窯

  • 作業風景1

  • 作業風景2

  • フランスの保管倉庫

  • 会社入り口の花壇には石の王冠

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